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業務用コピー機の値段の相場とは?

【題名】業務用コピー機の値段の相場とは?

オフィスに欠かせない業務用コピー機。その一番の悩みは、1台の値段が他のOA機器に比べて高いということ。新品であれば、安いもので50万円ほど。高いものになると150万円以上になるものもあります。

ビジネスフォンやPC、サーバーなど。オフィスには業務用コピー機以外にも必要となるOA機器は多いもの。正直、業務用コピー機の値段だけで他のOA機器が揃えられないのは問題です。

そこで今回は、業務用コピー機の値段の相場について考えてみようと思います。性能ごとの相場についてまとめていますので、ぜひみなさまそれぞれに合う業務用コピー機選びの参考にしてみてください。

目次
1.性能により相場は異なる
2.性能ごとの値段の相場
3.コピー機選びはここにも注目!
4.まとめ

業務用コピー機の値段は、主にその性能により大きく分かれます。当然、性能が高いものほど値段の相場は上がり、低いものほどお得に。以下に、業務用コピー機の性能の見方についてまとめました。

1.印刷速度
2.印刷色彩
3.印刷品質
4.印刷機能
5.機器サイズ

業務用コピー機は「印刷速度」で値段が大きく変わります。20枚/分程度の「低速コピー機」の相場は低く、30枚/分以上の「高速コピー機」の相場は高い傾向に。中には、50枚/分以上の「超高速コピー機」と呼べるものまであります。

業務用コピー機を使うとしても、オフィスごとに頻度や目的は大きく異なります。毎日のように大量コピーを行うのであれば、高速コピー機が必要に。反対に、たまにしか使用しないのであれば、値段のお得な低速コピー機を選んだ方がいいでしょう。

「印刷色彩」もまた、業務用コピー機の値段に関わるポイントです。いわゆる、「モノクロ」か「カラー」というもの。当然、モノクロのものは相場が低く、カラーのものは高い傾向にあります。

オフィスによっては、資料印刷にモノクロしかしないところもあります。反対に、デザイン事務所のように毎日カラー印刷を行うところも。業務用コピー機だからと、わざわざ利用しないカラーのコピー機を用意する必要はないのです。

業務用コピー機は「印刷品質」でも値段に影響が出ると言えます。例えば、写真やイラストなど高品質の印刷に使用されるコピー機は相場も高い傾向に。文章のみの印刷に使用されるコピー機は、低品質で良いので相場も低くなりがちです。

一般的に、業務用コピー機のオフィスでの使用目的は、会議などでの資料印刷。正直、写真やイラストなど、高品質の印刷はそれほど求められていません。つまり、高品質のものではなく、ある程度の品質の印刷が可能なコピー機で十分なのです。

業務用コピー機は「印刷機能」の充実度合いでも値段が変化します。当然、機能の多いものほど値段の相場も高く。例えば、業務用コピー機の中には以下のような機能を搭載したものもあります。

・製本機能
・CAD出力機能
・不正コピー防止機能
など。

一般的に、オフィスで活用される業務用コピー機の機能は、印刷やコピー、FAXなど。上記のような、製本やCAD出力などの機能を必要とするオフィスは少ないもの。必要な機能だけに絞ることで、よりお得なコピー機を選ぶことができます。

「機器サイズ」ごとにも業務用コピー機は値段に差が出ます。業務用コピー機はB4やA4など、大きいサイズのコピーが可能。しかし、中には「A4コピー機」と呼ばれる卓上の小さい業務用コピー機も販売されています。

大きさによりコピー機の性能はほとんど変わりません。これは、コピー機の大きさの多くが使用できるサイズやセットできる用紙の量により左右されるため。基本的にA4での資料印刷だけであれば、小型のコピー機でも十分と言えます。

上記のように、業務用コピー機の値段の相場は、性能により大きく差が出るもの。ただ、ほとんどの場合でオフィスには、それほど高性能な業務用コピー機を設置する必要はありません。必要な性能はどこかのか、普段の利用状況と合わせて検討するのがおすすめです。

先ほど、業務用コピー機は、性能により値段の相場に差が出ると紹介しました。そこで、ここでは実際に性能ごとに業務用コピー機の実際の値段をご紹介しましょう。

1.速度重視の「RICOH MP C6003」
2.色彩豊かな「Fuji Xerox ApeosPort-V C7785」
3.品質の高い「KONICA MINOLTA bizhub C287 」
4.機能豊富な「SHARP MX-3640FN」
5.A4サイズの「Canon MF735Cdw」

印刷速度で選ぶのなら、「RICOH MP C6003」がおすすめ。60枚/分と超高速での印刷が可能!大規模な会議などで数千枚単位の印刷において、速度が遅いというのはストレスのもと。「RICOH MP C6003」
であれば、時間に追われることなく快適に印刷することができます。

色彩で選ぶのなら、「Fuji Xerox ApeosPort-V C7785」。高解像度と呼べる2400dpi!写真データをそのままに印刷することが可能です。また、200p/分もの高速スキャンや厚紙での印刷にも対応しています。まさに、「Fuji Xerox ApeosPort-V C7785」は写真やデザインの印刷向きと言えます。

デザインで選ぶのなら「KONICA MINOLTA bizhub C287 」。コピー機本体が黒を基調としており、シックでおしゃれなデザインです。また、大きさも「585×660×787mm」と従来の業務用コピー機に比べてスリムに。「KONICA MINOLTA bizhub C287 」は、おしゃれな事務所に合うコピー機でしょう。

機能重視で選ぶのなら「SHARP MX-3640FN」。コピー機能の1つとして、書類の一部分だけ隠すことのできる「指定範囲消去コピー」が可能!また、IC認証カードに対応しているので、セキュリティ対策も万全です。「SHARP MX-3640FN」であれば、様々な用途にコピー機の活用が可能です。

機器サイズで選ぶのなら、「Canon MF735Cdw」。A4プリンターとして「471×469×460mm」とコンパクトサイズ。重量も約26.5㎏程度と一般的な業務用コピー機に比べて軽い設計です。にもかかわらず、27枚/分の高速プリントが可能!大きいサイズの印刷がないのであれば「Canon MF735Cdw」でも十分と言えます。

業務用コピー機と一括りにしているものの、10万円ほどとお得な値段のものから、500万円ほどもする高額なものまで。性能により値段の相場に大きく差が出ることはご理解いただけたことと思います。

値段の高いものを選べば、それだけ高性能な業務用コピー機が手に入るのは当然です。重要なのは、みなさまそれぞれに合うコピー機が選べるのかどうか。以下に、業務用コピー機選びのポイントをまとめました。

1.印刷枚数
2.印刷機能
3.導入予算

先述した通り、業務用コピー機は値段により印刷速度に大きく差があります。選ぶポイントとしては、「毎月の印刷枚数」を把握すること。実際の利用状況を確認し、そこに合わせた業務用コピー機を選ぶ必要があります。

正直、1日100枚程度しか印刷しないのであれば、値段のお得なコピー機で十分と言えます。反対に、1日500枚1,000枚と大量印刷するのであれば、ある程度値段の高い大型・高速なコピー機がおすすめです。

一般的に、業務用コピー機の標準機能は「印刷」「コピー」「FAX」の3種類。そこに、様々な便利機能が追加されることで、業務用コピー機の値段相場は上がります。例えば、先述した「製本機能」「CAD出力」など。

選ぶポイントとしては、日々の業務で必要となる機能はどれか把握するということ。製本やCAD印刷など、特殊な印刷が必要でないのなら、値段のお得な業務用コピー機でも問題ないと言えます。

ビジネスにおいて、常に考慮すべきものは「予算」です。特に、業務用コピー機を始めOA機器の導入には、オフィスの規模に合わせて相応の費用が掛かります。当然、OA機器一つひとつが高いと予算が足りなくなることになるのです。

選ぶポイントとしては、あらかじめ業務用コピー機に掛けられる予算を設定しておくということ。高い性能のものに目がくらむことなく、決められた予算内のもので選ぶこと。予算によっては、新品ではなく中古やリースという選択肢もあります。

今回は、業務用コピー機の値段の相場についてまとめてみました。いかがでしたか?業務用コピー機の導入に必要な、値段のイメージが付いたのだとしたら幸いです。

紹介した通り、業務用コピー機は機能に合わせて値段の相場に差が生まれます。当然、機能が充実、高いものほど値段は上がり、最低限の機能であるほど下がる傾向にあると言えます。

業務用コピー機を選ぶポイントは、普段の利用状況(印刷枚数)と導入予算を天秤に掛けるということ。あくまで予算は有限です。ぜひ、今回の記事を参考に、限られた予算内でベストな業務用コピー機を選んでみてください。

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