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お値段以上!お得な中古コピー機を見極める3つのコツ

オフィス運営に欠かせないコピー機。しかし、コピー機の他にもオフィスには、電話機やPCなど、様々なOA機器が必要になるものです。その反面、オフィス運営に掛けられる予算にも限りがあります。

コピー機にばかり予算を掛けていたら、他に必要なOA機器にまで予算が回らない可能性も。そんな悩みの解決策として、コピー機を「中古」で揃えるという方法が挙げられます。

一般的に、中古のコピー機は値段が安いもの。また、上手に選ぶことができれば、値段以上にお得!なものであることも。そこで今回は、そんな値段以上!な中古コピー機を見極める3つのコツをご紹介したいと思います。

目次
1.中古はまずここをチェック!
2.目的別に考える!
3.業者選びが一番大事!
4.まとめ

冒頭でお伝えした通り、中古のコピー機は値段もお得!一般的に、新品のコピー機に比べて、30〜70%程度安く手に入れることが可能です。あまった予算は、別のOA機器に回すことができるでしょう。

ただ、安易に値段だけで選ぶのは、特に中古コピー機ではおすすめできません。これは、中古コピー機の中には粗悪品と呼べるものも少なからず紛れているため。購入後すぐ故障し、結局、修理費が嵩む可能性があるためです。

では、どうすれば中古のコピー機でも、質の良いものを選ぶことができるのか?そんなみなさまの疑問に答えるべく、以下に中古コピー機選びでまずチェックしたい5項目をまとめました。

1.カウンタ数
2.データの消去
3.整備の状態
4.印字の状態
5.商品保証の有無

中古コピー機は、まず「カウンタ数」をチェックすることから始めましょう。カウンタ数とは、これまでコピー機がどれだけ使用されてきたのか。いわゆる「印刷枚数」を計測している数値のことです。

コピー機も他のOA機器同様に精密機器です。当然、頻繁に使用されればそれだけ消耗が激しく、寿命も近く故障しやすい状態と言えます。ただ、使用年数に比べてカウンタ数があまりにも少ないのも、故障の原因になるので注意が必要です。

一般的に、コピー機の寿命は300万枚。または、5年間と言われています。正しく整備されていれば、もう少し伸びるかもしれません。ただ、値段以上の中古コピー機であれば、カウンター数は200万枚以下、使用年数は3年以下がおすすめです。

「データの消去」が正しく行われているのかどうかも、値段以上の中古コピー機を選ぶ上で重要なチェックポイントと言えます。これは、業務用や家庭用に関わらず、コピー機の中には以前の印刷データが残る可能性があるためです。

一般的に、オフィスで使用されるコピー機には、日々様々な書類が印刷に掛けられます。当然、その中には重要な「機密」と呼べるものまで。万が一にでも、流出してしまうと大きなトラブルに繋がることも考えられます。

ただ、コピー機内のデータの消去というのは、基本的に取り扱い業者の責任のもと行う必要があります。無用なトラブルに巻き込まれないためにも、正しくデータの消去が行われている中古コピー機を選ぶようにしましょう。

先述した通り、コピー機は精密機器として、使用すればするほど消耗し故障しやすくなります。だからこそ、中古コピー機を選ぶ上で「整備の状態」を確認することは必須なのです。

特に、給紙の状態がチェックされているかどうかは重要と言えます。仮に、給紙が上手にできないコピー機では、頻繁に紙詰まりを起こすことに。当然、それだけ手間もコストも掛かり、業務に支障をきたします。

一般的に中古コピー機は定期的(給紙)に点検され、状態に合わせて消耗部品の交換が行われています。ぜひ、整備を正しく実施している業者から、値段以上にお得!な中古コピー機を選ぶようにしてください。

給紙の状態がいかに良くとも、インクの出が悪いのでは、中古コピー機として値段以上とは言えません。ぜひ、中古コピー機を選ぶ際には、「印字の状態」についてもチェックしておきましょう。

印字の状態が悪い一番の原因としては、インクヘッドやノズルの汚れ・つまりが考えられます。当然、整備されていない期間が長ければ、それだけ印字の状態も悪くなりやすいもの。そんな中古コピー機では、正しく印刷することはできません。

業者により対応は異なりますが、できることなら中古コピー機は1度印刷させて貰うことをおすすめします。そうすることで、給紙の状態はもちろん、印字の状態も一目で確認することができるのです。

どんなに整備がされていたとして、中古コピー機には常に「故障」のリスクが。そんな中古コピー機を選ぶ際には、「商品保証の有無」についてもチェックしておくことをおすすめします。

一般的に、新品のコピー機にはメーカー保証が1年前後。その上、業者ごとに独自の商品保証を設定しているものです。反面、中古コピー機の多くは商品保証がない、または保証期間が短いことがほとんどと言えます。

ただ、業者の中には商品保証を新品と変わらない条件で付けているところも。これは、業者がきちんと整備を行い自信があることの表れです。商品保証の充実している中古コピー機は、値段以上に安心して選ぶことができるでしょう。

コピー機と一括りにしていますが、値段以前に機能も性能も様々。利用状況に合わせて選ばなければ、結果的に使い勝手の悪い値段以下の中古コピー機を購入してしまう危険性があるのです。

どうすればぴったりなコピー機が選べるの?

ポイントとしては、「利用状況や目的に合わせて選ぶ」ということ。また、コピー機に対する悩みから考えてみるのもおおすすめです。そこで以下に、主な目的別の選び方をまとめてみました。

1.大量印刷がしたい
2.画質の良い印刷がしたい
3.長く使えるものが良い

1度に100枚200枚と大量印刷する方の場合は、「高速印刷」ができる中古コピー機がおすすめです。例えば、30枚/分以上のもの。最近では、50枚/分の超高速印刷ができるコピー機もあります。

一般的に、高速印刷ができるコピー機は、よりスムーズな給紙ができるように設計されています。反対に、
30枚/分以下の「低速印刷」とのコピー機では、大量印刷に耐えられず紙詰まりを頻繁に起こすのです。

ポイントとしては、1度に100枚以上印刷するのかどうか。必要な印刷速度に合わせて考えることで、必要以上に値段の高い中古コピー機を選ぶことはなく、ぴったりな1台を購入できるでしょう。

印刷と一括りにしていますが、求める質というのはオフィスそれぞれです。例えば、文字文書だけの印刷であれば「低画質」で問題ありません。反対に、デザイン事務所のように写真やグラフィックを印刷するのであれば「高画質」が求められます。

コピー機メーカーごとに画質の良し悪しに差があると言われています。一般的には、富士ゼロックスやキャノンは、写真など高画質が求められる印刷に対して、綺麗な色が出るとして評判のメーカーです。

ポイントとしては、どのレベルの画質を求めるのか。日々の業務に必要とする印刷レベルを基準に考えることで、値段に合わせたぴったりな中古コピー機を選ぶことができます。

中古だからと言って、できれば長く使えるものが良いのは確かでしょう。ただ、専門家でもない私たちが状態の良い中古コピー機を目利きするというのは、決して簡単なことではありません

中古コピー機の販売業者の中には、見た目だけ綺麗にしているものの、中身の整備が全くされていないことも。単純に見た目だけで判断していては、値段以下の粗悪な中古コピー機を購入する危険性があります。

ポイントとしては、先述した5つのチェックポイントを意識するということ。特に、「カウント数」が少ないものほど状態が良いと言えます。ぜひ、忘れずにチェックすることをおすすめします。

目的別に合わせた、値段以上の中古コピー機の選び方についてはご理解いただけたと思います。しかし、購入したら終わりではないのも中古コピー機。定期的なメンテナンスを行ってこそ、中古コピー機を値段以上に活用することに繋がります。

そのためには、どこの業者から購入するのかも重要なポイントと言えます。業者選びを間違えば、必要な対応が得られない可能性も。そこで、以下には中古コピー機の業者を選ぶポイントを2つにまとめました。

1.説明が十分か?
2.技術者が常駐しているか?

まず、見積もり時に「説明が十分」に行われたかが大きなポイントと言えます。見積もり時にチェックしたいポイントは主に3つ挙げられます。

・利用者の要望に合わせた提案ができているのか?
・コピー機の値段だけでなく月のコストまで提示できているのか?
・細かな見積もり依頼にも素早く対応できているのか?

特に、利用者ごとに十分に要望を聞くことができるかは重要です。中には、売りたい商品だけを勧めてくる業者も。利用者が求めるもの、またそれ以上の提案ができる業者を選ぶようにしましょう。

次に、業者の社内に「技術者が常駐」しているのかについても、確認しておくことをおすすめします。その理由としては、主に3つが挙げられます。

・修理までの対応が速くなりやすい
・細かな修理依頼にも対応しやすい
・高い修理技術を望みやすい

特に自社でないとダメ!という訳ではありません。しかし、自社に技術者がいる業者の方が、対応が速いのは確かです。数日でも業務に支障をきたさないためにも、ぜひチェックしていただきたいポイントと言えます。

いかがでしたか?今回は、値段以上の中古コピー機の選び方についてご紹介しました。基本から目的別まで、詳しく説明できたのではと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

ただ、一番のポイントとしては、信頼できる業者を見つけるということ。その為には、複数社から「相見積もり」を取るのがおすすめ。相見積もりを取ることで、各業者の対応を比較しぴったりな1社を選ぶことに繋がります。

2017年、コピー機の技術は非常に高いものと言えます。その為、新品でも中古でも、状態さえ良ければ高い質の印刷が可能です。値段以上の中古コピー機を選び、より良いオフィス環境作りに繋げてみてください。

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