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6.202017
リースという選択肢も!コピー機を安い値段で導入する方法
業務用コピー機は、オフィス運営には欠かせないOA機器の1つ。反面、新品でコピー機を購入するとなると、予想以上に値段が高いもの。性能の良いものとなると、中には1台500万円ほどするものまであります。
ただ、だからと言って値段の安い「中古」を選ぶのにも注意が。状態の良いものを選ぶことができなければ、故障しやすく修理費がかさむ結果に。結局、値段以下のコピー機を導入することになる可能性もあるのです。
では、どうすれば求める性能のコピー機を、より安い値段で導入することができるのか?そこで提案したいのが「リース」という選択肢。リースであれば、より安い値段でより高い性能のコピー機を導入することが可能と言えます。
今回は、そんなコピー機のリースに関するお話をしたいと思います。リースのメリット・デメリットから、値段の相場や性能、注意点に至るまで。詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.リースとは
2.リースは安いの?
3.リース会社選びが大事!
4.まとめ
1.リースとは
リース契約とは、リース会社がコピー機などの機器を代行する形で購入し、利用者に貸し出すというもの。一見すると「レンタル業」のように思いますが、リースでは利用者が指定した機器をリース会社が購入(取得)しています。
つまり、リースとはレンタルというよりも、一種の「貸金業(金銭の貸し借り)」と言えるのです。そんなリース契約をコピー機で行う「メリット」について、以下にまとめてみました。
1.導入費用が抑えられる
リース契約では、機器の購入や設置に掛かる値段は、基本的にリース会社が負担することとなります。あくまでリースで発生する料金は、月々のリース料(月額費用)のみ。1台数百万ほどする高額なコピー機が、安い値段で導入できるのは大きなメリットと言えます。
2.月額費用は経費扱いに
一般的に、コピー機を購入すると値段に応じて固定資産の登録を行う必要が。当然、そこには「固定資産税」や「減価償却」などの手間が掛かります。その点、リース契約であれば、支払う値段は月額費用としてのリース料のみ。そのリース料も経費扱いとして処理できるので、節税面でもメリットがあるのです。
コピー機を安い値段で導入したいのであれば、「リース」という選択肢はメリットが多いように感じます。しかし、リース契約にはデメリットも。以下には、そんなリース契約をコピー機で行う「デメリット」についてまとめてみました。
1.途中解約は原則不可
先述した通り、コピー機のリース契約はレンタルではありません。あくまで利用者の代わりに、コピー機の値段をリース会社が肩代わりしている状態です。その為、原則として途中解約はできないというデメリットが。万が一、やむを得ない理由で解約ということになると、高額な解約金が請求される危険性もあります。
2.値段は購入より高くなる
少しでも安い値段で導入したいのであれば、「リース」という選択肢はおすすめです。ただ、リースと購入を比べると、最終的にはリースの方が値段が高くなります。これは、リース会社がリース料金に利益を上乗せしているため。総合的に考えて値段が安い方を選ぶのなら、リースはデメリットがあると言えます。
このように、コピー機のリースにはメリット・デメリットがあるもの。当然、デメリットがあるからとリースが悪いとはなりません。むしろ、「導入」に掛かる値段で考えればお得!ぜひ、デメリットも理解した上で、リース契約を検討してみてください。
2.リースは安いの?
リース契約のメリット・デメリットについてはご理解いただけたと思います。「導入」という面で考えるのなら、リース契約は値段的にお得!と言えます。では、実際にどれほど安いのか?一般的なリースの相場と内容について紹介しましょう。
1.5,000円以下/月
2.10,000円前後/月
3.20,000円以上/月
1.5,000円以下/月
もっとも安い値段でコピー機を導入するのであれば、5,000円以下/月というリース契約も。主に、個人事業主や小規模オフィス向けのサービスとして、以下のような特徴が挙げられます。
・100万円以下の機種のみ
・モノクロ印刷のみ
・基本機能(印刷、コピー)のみ
・20枚/分と低速印刷のみ
など。
上記から分かる通り、リースの中でも取り分け値段が安いとされる5,000円以下は、あくまで「最低限のサービス」が受けられるというもの。それでも、モノクロ印刷を必要最低限しか使用しないのであれば十分と言えます。
2.10,000円前後/月
一般的なリース契約としては、10,000円前後/月というものも。それでも購入に比べて値段的には安いと言えるもの。主に、中規模オフィス向けのサービスとして、以下のような特徴があります。
・150万円前後の機種が選べる
・カラー印刷も利用できる
・基本機能に加え便利機能も
・30枚/分と高速印刷もできる
など。
このように、リース料が10,000円前後ともなると、基本的にオフィスで求められるコピー機の機能を得ることができます。まさにリース料金の「相場」として、リース契約を選ぶ際の基準として考えていただければと思います。
3.20,000円以上/月
コピー機と一括りにしているものの、中には本体の値段は200万〜500万もするものも。そうなると、リース料金も20,000円以上/月と高くなります。主に、大規模オフィス向けのサービスとして、以下のような特徴が言えます。
・値段に関わらず機種を選べる
・高画質のカラー印刷が利用できる
・高いセキュリティ対策も完備している
・50枚/分と超高速印刷もできる
など。
20,000円以上と値段が高くなるのですから、それだけサービスが充実するのは当然です。それでも、高額なコピー機を購入することに比べれば、「安い」と言えるもの。より高い性能やサービスを求める方にはおすすめです。
このように、コピー機のリース契約と一括りにしているものの、値段もサービスも様々。ただ、どの値段であれ実際に購入することに比べれば「安い」もの。ぜひ、求めるサービスに合った値段のリース契約を選んでみてください。
3.リース会社選びが大事!
コピー機のリース契約は、安い値段で必要な機器が導入できるとしておすすめの選択肢です。ただ、購入とは異なり、リースはどのリース会社と契約するのかがもっとも重要。リース会社選びに失敗すると、リース期間中、何年にも渡りトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
どうすれば、トラブルを未然に回避できるのか?ポイントは、「信頼できるリース会社」を選ぶということ。その為には、見積もり段階でリース会社を見極める必要が。以下に、信頼できるリース会社を選ぶ3つのポイントをまとめました。
1.複数社から「相見積もり」を取る
2.コンサルティング能力があるのか?
3.要望に対して適切かつ迅速か?
1.複数社から「相見積もり」を取る
リース会社選びでもっとも重要と言えるのは、「相見積もり」を取るということ。相見積もりとは、複数のリース会社から同じ条件下での見積もりを提出してもらうことです。
ポイントとしては、リース会社の値段を比較し、より安いところを選ぶことができるということ。また、見積もり時の担当者の対応から、そのリース会社との相性を図ることもできます。
2.コンサルティング能力があるのか?
見積もり時には、そのリース会社に「コンサルティング能力」があるのかを確認することも必要です。近年、コピー機を始めとするOA機器はネットワークに接続し、一括管理することが増えてきました。コンサルティング能力のあるリース会社とは、そんなOA機器全体を把握し効率的な運用を提案できるのです。
ポイントとしては、業務効率UP!に繋がるコピー機の運用方法を得ることができる。また、コピー機を始めOA機器全体に関する悩みを解決に導いてくれるというものが挙げられます。
3.要望に対して適切かつ迅速か?
コピー機のリース契約とは、本体を貸し出すだけではありません。インクや用紙など消耗品の補充から、コピー機の整備や修理に至るまで。利用者側の要望に、「適切かつ迅速」に対応できるのかも重要となります。
ポイントとしては、トラブル時にも業務に支障をきたすことなく整備や修理を受けることができるということ。また、こちらの些細な要望や質問に対しても、適切な回答を得ることができると言えます。
先述した通り、上記の中でも特に重要となるのは、「相見積もり」により複数のリース会社を比較するということ。そうすることで、単に値段が安いだけではない、値段以上の関係を結ぶことのできるリース会社を選ぶことに繋がります。
4.まとめ
今回は、業務用コピー機をより安い値段で導入する方法として、「リース」という選択肢についてご紹介しました。いかがでしたか?「導入」という面で考えるのなら、リースは「安い!」と言えるでしょう。
ただ、そんなリースにも「途中解約」や「購入費との比較」など。デメリットも存在しています。コピー機をリース契約する際には、メリット・デメリット、両方の面を把握しておくことが大切なのです。
また、コピー機をリースする上で、信頼できるリース会社選びというのがもっとも重要となります。その方法としては、「相見積もり」を取ることがおすすめ。ぜひ複数社を比較し、より安い値段で信頼できる1社を見つけてください。