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コピー機の性能と値段を一括比較!メーカーごとのおすすめはこれ!

コピー機の性能と値段を一括比較!メーカーごとのおすすめはこれ!

オフィス用のコピー機選びに悩んではいませんか?一般的に、新品のコピー機の値段は、50万円〜150万円ほど。コピー機と一括りにしているものの、その種類は豊富。当然、機種ごとに性能にも大きく差があるものです。

だからこそ、その中からオフィスに合う1台を選ぶというのは難しいかと思います。よく調べずに購入し、「こんなはずじゃなかった」と後悔はしたくないもの。できれば、オフィスに合うベストな1台を見つけたいものでしょう。

そこで今回は、日本で一般的とされるコピー機メーカー3社の特徴を比較していきます。また、メーカーごとにおすすめの1台も紹介!値段や機能についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
1.速さで選ぶなら「キャノン」
2.品質で選ぶなら「富士ゼロックス」
3.値段で選ぶなら「シャープ」
4.まとめ

日本を代表する電子機器メーカーと言えば「キャノン(Canon)」。有名なのはカメラですが、オフィス向けのコピー機の開発にも力を入れています。そんなCanon製のコピー機の特徴は以下になります。

1.印刷速度が速い
2.小型機種が多い
3.安定した品質

キャノン製の特徴としては、「印刷速度が速い」ということ。基本的に、30枚/分のいわゆる高速コピー機が提供されています。また、中には50枚/分もの「超高速コピー機」と呼べるものまで。1度に100枚単位で印刷するという方にはおすすめのメーカーと言えます。

「小型機種が多い」というのも、キャノン製ならではの特徴の1つ。他社のコピー機に比べ、大型のものでも10%〜20%ほど小型に。中には、家庭用コピー機を一回り大きいサイズの業務用コピー機も。いわゆる「小規模オフィス」と呼ばれる所にも起きやすいメーカーです。

キャノン製は、「安定した品質」であるもの注目したい点と言えます。キャノン製のコピー機は、いわゆる「何でも屋」的な存在。どの機種でも、ある程度必要とされる性能を維持し、壊れにくいと評判のものばかり。「迷ったらキャノンを」と言われるほどのメーカーになります。

注意点はないの?

反面、他社と比較して値段が高いという所も。どの機種も高い品質を維持しているからこそ、値段にも反映されているのでしょう。予算が気になるという方には、少し不向きなメーカーかもしれません。

また、「何でも屋」ということで、何かに特化している機種が少ないのもキャノン製の特徴。「こんな機能が欲しい!」という方や、「この機能だけでいい」という方にとって少し物足りなく感じることもあると言えます。

おすすめの機種は?

キャノン製でおすすめの機種は「imageRUNNER ADVANCE」。値段は1,800,000円(税別)~と、キャノン製の中では比較的お買い得。印刷速度は35枚/分と高速コピーが可能です。

また、キャノン独自の「コンパクトフィニッシャー」が標準装備。印刷物の取り出し口が、従来の機種と比較して小型に設計されているなど、利用者に配慮されたコピー機と言えます。

富士フイルムとランク・ゼロックスが共同で設立したメーカーとして知られる「富士ゼロックス(Fuji Xerox)」。他社と比較しても、完全にコピー機だけを製造しているメーカーです。そんな富士ゼロックス製のコピー機の特徴は以下になります。

1.画質が良い
2.メンテナンスが安心
3.機能が充実

富士ゼロックス製のコピー機と言えば、「画質が良い」ことで知られています。その為、写真やグラフィック画像など、高品質の印刷を求められる場面でも、十分に満足のいく結果が得られるでしょう。主に、デザイン会社などクリエイティブ系の方におすすめのメーカーです。

「メンテナンスが安心」というのも、富士ゼロックス製ならではの特徴の1つ。特に、トラブル時に問い合わせてから、実際に専門スタッフた対応するまでの時間が短く、迅速に解決してくれることに定評があります。万が一にも「コピー機が使えない状態は困る」という方には安心のメーカーと言えます。

富士ゼロックスは、「機能が充実」している機種が多いメーカーでもあります。例えば、「内臓型ICカードリーダー」や「ペーパーレスファクス」の機能が付いたものなど。「親機」「子機」と複数台のコピー機を管理することも可能。用途に合わせた1台を探している方向けのメーカーになります。

注意点はないの?

反面、他社と比較して印刷速度が遅い機種が多いという特徴も。高い画質の印刷を重視しているからこそ、印刷速度が遅くなりがちのようです。1度に100枚単位と大量印刷したい方には不向きと言えます。

また、他社と比較してコピー機が大型のものになりやすいのは富士ゼロックス製ならでは。これもまた、高い品質や機能の充実に重点を置いているからこそ。「小規模オフィス」では、置き場に困る可能性もあります。

おすすめの機種は?

富士ゼロックス製でおすすめの機種は「ApeosPort-V」。値段は3,380,000円(税別)〜と、他社と比較すると少しお高め。ただその分、「2400 dpi」の画質と最高品質の印刷が可能です。

また、「大容量給紙トレイ」や「中綴じフィニッシャー」、「紙折りユニット」など、オプションも充実。簡単操作で様々な印刷に対応している機種として、まさに高機能なコピー機と言えます。

先述した、キャノンと比較しても遜色ないほど、日本を代表する電子メーカーと言えるのが「シャープ(SHARP)」。主な製品はテレビや洗濯機などの家電ですが、業務用のコピー機も製造しています。そんなシャープ製のコピー機の特徴は以下になります。

1.値段がお得
2.省エネ機能が充実
3.セキュリティが高い

シャープ製のコピー機の特徴としては、他社に比べて圧倒的に「値段がお得」ということ。それは、本体価格に限らずメンテナンスに掛かる値段についても同様。その為、オフィス全体の経費削減に効果が期待できます。主に、個人事業主や中小企業向けのメーカーと言えるでしょう。

「省エネ機能が充実」しているのも、シャープ製ならではの特徴と言えます。例えば、自動で電源が切れる「オートパワーシャットオフ」、印刷を利用しない作業で余計な電力の消費を抑える「定着オフ」などの機能が装備された機種も。経費削減とともに、環境にも配慮したオフィス作りを目指す方におすすめのメーカーです。

シャープ製のコピー機は、「セキュリティが高い」というのもポイントとして挙げられます。例えば、ICカードを利用し利用制限やデータ暗号化ができる「ICカード認証」、不正コピー防止に効果が期待できる「ドキュメントコントロール機能」など。安心して印刷を行いたい方向けのメーカーでもあります。

注意点はないの?

反面、他社と比較して印刷の画質が低いという特徴も。大衆向けに値段を抑え、印刷技術以上に省エネ機能やセキュリティに重点を置いているためと言えます。写真やグラフィック画像など、高画質の印刷に使いたい方には不向きでしょう。

また、他社と比較して印刷速度が遅くなりがちというのもシャープ製ならでは。比較的値段がお得な機種になると、印刷速度は25枚/分ほど。少量印刷であれば問題ありませんが、大量印刷では作業に手間が掛かる可能性があります。

おすすめの機種は?

シャープ製でおすすめの機種は、「MX-2514FN 」。値段は1,160,000円(税別)〜と、他社と比較すると大幅にお得と言えるもの。また、シャープ製ならではの省エネ機能が搭載されているので、電気代もお得に利用できます。

また、先述した「ICカード認証」、設定した時間帯は自動で電源がオフになる機能や印刷物のデータを自動消去する機能など。値段と比較しても充実の機能が装備されている機種として、バランスのとれたコピー機と言えます。

今回は、オフィス向けコピー機選びに悩む方のために、メーカーごとの特徴についてまとめてみました。いかがでしたか?気になるメーカーに出会えたのだとしたら幸いです。

基本的に、各メーカーそれぞれの基本性能については、それほど大きく差はありません。日本メーカーが日々研究を続けてきた結果です。ただ、メーカーごとにコピー機の性能に特色があるのも事実と言えます。

選ぶポイントとしては、何に重点を置くのかということ。「値段」「速さ」「画質」「安全」「機能」など。オフィスでコピー機に求めるものはそれぞれ。ぜひ、各メーカーを比較し、値段はもちろん性能についても求める1台を選んでみてください。

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